魚の解体を見学したよ!~年長(つき組)~
[掲載日]2024.06.20
年長つき組さんは、菅井鮮魚店様を招いて魚の解体ショーに参加しました。解体ショーが始まる前から、魚の本を見たり魚の話をし、みんなで魚について聞きたいことを考えました。魚の生活の様子が分かる本を見たことでイメージが湧き次々と子どもらしい質問がでてきました。
子ども達と話をする中で、魚の切り身だけでは、アジだよブリだよといってもなかなか実物大と一致しないという事に改めて気付きました。そこで解体ショー当日は、幼稚園で定番となっています「は・た・けクイズ(発見!食べ物!健康)」で、等身大の魚と切り身のクイズを行いました。
クイズの後は、卸した後の鯛・鮭・カツオの骨の姿を近くで見て触り、太い骨や細い骨でバランスをとっている話や、胸びれ・尾びれが人間でいう手・足になり海で泳ぐ時に前に進んだり、横に曲がったりする時に動かしている話、背びれで重たい体を支えている話を行い実物を触りながら知ることが出来ました。「うろこは固いね」「歯があるね」とか、「こうやって泳ぐんだよね~」と言いながら胸びれを触ったりと楽しい時間となりました。
実際解体ショーが始まると、大きなぶりを見て、「わ~大きい。サメみたい。」と歓声があがりました。包丁が入り3枚卸しになった瞬間、座っていた子ども達が立ち上がるほど盛り上がりました。
実際に見て・触ったことで、もっと魚について知りたいことが出てきた子ども達、2回目の質問コーナーでも次々に手が上がりました。
それでもまだ聞きたりない様子の子ども。最後まで残って納得いくまで聞いていましたよ。
最初は、魚について関心が薄かった子ども達でしたが、実際に見て・触れて・専門家に聞くという積み重ねで魚への興味・関心が高まっていきました。これらの経験を大切に様々な活動に繋げていきたいです。
次の日、ブリとブリのあらでだしをとった味噌汁を美味しくいただきました。「今日の汁は光っているね」と違いに気付く子どももいましたよ。