育英北幼稚園
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魚の解体を見学したよ!~ぱんだ・さくら・つき組~

[掲載日]2024.06.10

ぶりの解体見学

年少児以上の子ども達を対象に菅井鮮魚店様をお招きして「ぶりの解体見学」を行いました。見学の前には“切り身”の魚と“等身大のぶりの媒体(80cm)”の大きさや形を見比べながら、背びれ・尾びれなどのひれが子ども達の背骨や手足と同じ役割をしていることを、給食職員からお話をしました。一つ一つの話を興味津々でうなずきながら聞いていましたよ。

「お魚のお腹の中はどうなっているんだろう?」と媒体を外すと、太い中骨・筋肉・内臓が出てきました。

魚は、たくさんの骨と筋肉を使い自由に動けること、内臓は食べた物の栄養をためる役割があることなど、体のパネルを使いながら子ども達の体と同じ働きをしているのだと知りました。

菅井鮮魚店様に1m以上もある大きなぶりを3枚おろしにして頂き、「頭やひれ大きいね!」「骨いっぱいあるね」など各クラス近くで見ながら、感想を伝え合っていましたよ。

ぶりの出世魚のお話や「私達は命を頂いて生きている」という感謝の気持ちを持つことのお話もして頂きました。

普段食べている魚にも命があることなど、魚の解体や話を通して食への関心を育てる機会となりました。

さばいたぶりは、翌日の‟味噌マヨネーズ焼き”にして提供しましたが、これまでより丁寧に「いただきます」をしている姿が見られました。鮮魚店様から頂いた‟タイの骨“を「昨日のぶりの骨と一緒だね」と見せると「ほんとだ!でもぶりより小さいね」と昨日のぶりを思い出しながら、美味しそうにほおばっていましたよ。

つき組さんのえいよう列車出発するよ!

つき組さんに、普段食べている物が体の中でどんな働きをするのか、3色のえいよう列車に例えてお話をしました。

赤(肉・魚・卵など)、黄色(ご飯・パン・麺など)、緑(野菜・きのこ・果物)の車両は、それぞれ【体を作る】【エネルギーのもとになる】【体の調子を整える】という働きをしてくれるので、たくさんの食べ物が乗ることで列車は元気に走り出します。

お話を聞いていた子ども達から‟パンは何から出来ているの?”‟大豆・人参はどうやって作るの?”“たくさん食べて筋肉を付ける!”など食への関心に繋がる言葉がたくさん聞けましたよ。

当日の給食メニューをみんなで色分けして、元気な体を作るには、バランス良く食べることが大切だねとお話しました。

ご家庭でも、お子様と「お魚は何色かな?」などその日のメニューを色分けして、食を話題にして頂けたらと思います。